症例 パーキンソン病

■ 症例 パーキンソン病
・症状
80代男性。昨年9月から、足の動きが鈍くなった。パーキンソン病と神経内科で診断され通院している。
補足
主訴、足が前に出ない(10cmくらいずつしか進めない)、むくみ、下痢、声の出が悪い、膝の痛み。手の震えは軽い。
2007年
4/30 気功(全身) 計30分
5/ 4 気功(全身) 計30分
5/ 9 気功(全身) 計30分
足のむくみが減り、歩きやすくなった。
5/12 気功(全身) 計30分
お通じの調子が良くなる。全体的にむくみも減った。
5/19 気功(全身) 計30分
駐車場から車椅子を使っていたが、歩いてこれるようになる。
5/23 気功(全身) 計30分
6/ 2 気功(全身) 計30分
6/ 9 気功(全身) 計30分
6/16 気功(全身) 計30分
むくみが少し出てきた。
6/21 気功(全身) 計30分
6/26 気功(全身) 計30分
6/30 気功(全身) 計30分
左膝の裏の痛みがある。(ここ数日)
7/ 5 気功(全身) 計30分
7/10 気功(全身) 計30分
7/17 気功(全身) 計30分
7/20 気功(全身) 計30分
7/31 気功(全身) 計30分
全体的に良好。
補足

足の運び(短い距離では車椅子が不要になる)、むくみ、下痢とも、良くなったり、少し症状が出たりを繰り返しながら4月30日の初回時よりは、改善を見せる。症状が落ち着いてきたので、以後週1回のペースで施術。
2007年秋に風邪をこじらせ、1ヶ月来院できず、大幅に症状が悪化。呼吸が苦しい、また下痢、むくみ、も悪化したため、ご本人はかなり気落ちしていましたが、その後、回復。
2008年、約1年経つが症状の緩和、病気の進行を食い止めるという事はできている様子。80代半ばのご高齢の患者さんなので、病気、老化、風邪と重なると、どれが原因なのかが見分けがつきにくいのですが、1年間を総合的に見て、パーキンソン病の症状の改善の可能性があるという事で、症例として載せました。
ご高齢の方、風邪をきっかけに持病を悪化させるケースはよくあることなのですが、ご家族のご協力もありなんとか乗り越えることができたようです。
補足
2008年3月より、月2回ペース、7月現在、体調良好で病気も進行せず。
補足(2014)
2014年1月に老衰による肺炎のため、お亡くなりになりました。月2回のペースで続けていましたが、90歳を過ぎるまでパーキンソン病の進行を止めることができました。お亡くなりになる間際に、若干の手の震えが出ていたようなので、完治はしていないが、5年以上進行はしていなかった、と言えると思います。

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