症例:脊髄小脳変性症
補足
この方は、遺伝性の脊髄小脳変性症になります。当初は遺伝的要素も関係しているため、どの程度の改善が見込めるか、目安がわかりませんでした。施術開始から1年が経過し、
①遺伝子の異常により、異常なタンパク質を作り出される
②正常細胞に悪影響を与える
という事がわかり、正常細胞の機能さえ回復すれば、症状は改善する事がわかりました。
また、新型コロナウイルス拡大やお仕事の影響で、月2回程度施術を受ける時期と、数か月間が空く時期がありました。それらの時期を比較し、
・遺伝子の異常は変わらない。(仮に遺伝子の異常が修復されれば、施術の間隔を空けても進行しない)
・正常細胞への悪影響を防ぐ、また、正常細胞の修復、改善は可能
との結論を得ています。個人差がありますが、この患者様の場合、月に2回程度の施術で進行を止める、全体的な症状の軽減、ができるのではないか?と考えています。