症例 肺がん
- 作成者: shunsuke watanabe
- カテゴリー: 症例ー腫瘍
■ 症例 肺がん(60代女性)
・症状
H17年
10月 CT検査で肺に影があるかもしれないとのこと。10月17日の検査結果で、右の肺に1.9cm、1.7cmの腫瘍が見つかる。週に2回の抗がん剤治療と気功を併用
10/22 気功 計30分
17日の検査で右肺に1.9cm、1.7cmの腫瘍が見つかった。
10/24 気功 計30分
10/31 気功 計30分
以後、週2回ペース
17日の検査で右肺に1.9cm、1.7cmの腫瘍が見つかった。
10/24 気功 計30分
10/31 気功 計30分
以後、週2回ペース
11/4、8、11、15、18、22、25、29
12/6、9、13、16、20、27
12/6、9、13、16、20、27
H18年
1/6、10、17、20、24、27
2/3、7、10、14、17、21、24
補足・・・2月17日 腫瘍は4mmまで小さくなった。
1/6、10、17、20、24、27
2/3、7、10、14、17、21、24
補足・・・2月17日 腫瘍は4mmまで小さくなった。
3/1、4、6、11、15、18、22、25、29
4/5、8、11、14、18、21、25、28
5/2、9、13、16、19、23、29
4/5、8、11、14、18、21、25、28
5/2、9、13、16、19、23、29
検査結果
5/2 腫瘍マーカー
CEA 1.4(正常値5.0以下)
CAI 9(正常値30以下)
5/2 腫瘍マーカー
CEA 1.4(正常値5.0以下)
CAI 9(正常値30以下)
5/29 腫瘍マーカー
CEA 0.7(正常値5.0以下)
CAI 4(正常値30以下)
6/1、6、9、13、16、20、23、27、30
補足
6/6日、副腎皮質に2ヶ所腫瘍が見つかる(後に良性と判明)。医師に抗がん剤治療をやるか聞かれ、患者さん本人が頼む。量が微量で、副作用も少ないとのこと。
6/6日、副腎皮質に2ヶ所腫瘍が見つかる(後に良性と判明)。医師に抗がん剤治療をやるか聞かれ、患者さん本人が頼む。量が微量で、副作用も少ないとのこと。
7/4、7、11、14、20、25、28
8/1、4、8、11、15、18、22、29
8/1、4、8、11、15、18、22、29
検査結果
8/1 CT検査 肺の腫瘍はほとんど消滅。副腎は変わらず2cmくらい、良性の可能性が高い。以後、週2回ぺースで抗がん剤治療が終わるまで来院。H19年11月に抗がん剤治療が終了。H20年、7月現在再発なし
8/1 CT検査 肺の腫瘍はほとんど消滅。副腎は変わらず2cmくらい、良性の可能性が高い。以後、週2回ぺースで抗がん剤治療が終わるまで来院。H19年11月に抗がん剤治療が終了。H20年、7月現在再発なし
補足
副腎皮質の腫瘍が消えなかったために、長期に渡って抗がん剤治療を受けていましたが、肺の悪性腫瘍のほうはH18年の2月には4mmまで縮小したので、約半年で完全に消えたのではないかと推測されます。
副腎皮質の腫瘍が消えなかったために、長期に渡って抗がん剤治療を受けていましたが、肺の悪性腫瘍のほうはH18年の2月には4mmまで縮小したので、約半年で完全に消えたのではないかと推測されます。
肺がんの抗がん剤治療の場合は、抗がん剤でより悪化してしまう確率が7割、癌が縮小する確率は3割、完全に消える事はほとんどない(主治医談)という事でしたので、自然治癒力が癌を凌いだ例と言えると思います。
医師は、気功の事を知らないので、そのまま抗がん剤治療を続けたようですが、副腎皮質の良性の腫瘍に関しても、他に治療のやりようがないので、抗がん剤治療を続ける”というニュアンスで、積極的な治療ではないという感じが受け取れました。
良性の腫瘍は気功でも消えにくいので(悪いものではないので体が消す必要がないと判断するのかもしれません)、患者さんも判断が難しかったようです。
抗がん剤治療が終了した際に、主治医に気功療法を受けていた事を話したら、否定する事もなく、良かったね、と言ってもらえた、という事でした。私も、西洋医学の中で最大限の努力をしている病院の医師を非難する気は全くありませんが、他の民間療法で腫瘍が小さくなっても当然、医師は抗がん剤など病院で行っている治療の効果と判断します。
当院でもせっかく腫瘍マーカーの数値が下がったのに、抗がん剤や、ホルモン注射を増やしたり、再開した為に再度悪化してしまったケースがあります。そのような意味で、患者さんの判断能力も必要になってきますが、これらの問題がこれからの課題となると考えています。
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