内気功の副作用(気功偏差)について~はじめに

■気功の副作用(気功偏差)について
私は、23歳の時から外気功を職業としています。気功に関しては、特に情報が少ない世界で、約20年、何が正しい情報なのか?を精査し続けてきました。

外気功(患者さんが気功の施術を受ける場合)において、悪化する事があるか?という事については、施術者の能力の問題になるので、理論的な説明はなかなか難しいという事になります。

簡単に言えば、相性が関係するレベルの気功家であれば、根本悪化は考えにくいですが、一時的に調子が悪くなるという事はありそうです。
相性が関係ないレベルの気功家であれば、必然的に難病の施術も多く経験しており、悪化や副作用などに関しては、あまり心配ないと言えると思います。

一方で、自分自身で行う内気功の副作用については、ある程度の経験則があるにも関わらず、あまり知られていません。これらの情報は気功の指導者などが表に出したがらない事もあり、何が本当なのかを確かめるのが難しいようです。

一過性の軽いものなら、しばらく練功をやめれば回復しますが、講習会や無理な自己鍛錬の継続で精神症状まで出るケースがあります。

約10年前から、簡単に気功の副作用についての文章を掲載していますが、重症例を含めて、現在までに数十件の問い合わせがあります。

近年、動画サイトなどの発展により、昔に比べると、自分で練功する環境が整ってきています。

環境が整ってきた事は良い事なのですが、副作用については、ほとんど情報が発信されていない状況です。

主に内気功に関する副作用(気功偏差)になりますが、ある程度段階を踏んでわかってきた事もあるので、私自身の経験を踏まえながら書いていきたいと思います。

以下、

① 一過性の偏差

② 練功をやめても続いてしまう重い気功偏差

③ 身体的な故障について(ヨガや気功教室などでの腰痛や膝痛)

④ 感覚過敏について

⑤ 邪気とは何か?

⑥ 解決方法

という順になります。

気功偏差の相談についてですが、一過性の気功偏差に関しては、文章を読んでいただければ解決できると思います。症状が慢性化している場合は、身体の状態や経緯を詳しく聞かないと、適切な判断ができません。より詳しい相談をご希望の方は、以下をご参照下さい。

気功偏差のご相談

30分 3500円

直接のご来院、もしくは電話にて行います。

希望がある方は、メール、電話などでお申込み下さい。また、LINE電話などを使って画像を見ながらの気の流れの診断も行えますので、ご希望のある方はお申し出下さい。なるべく回数をかけないようにするため、事前にメールで経緯をお伝え頂ければと思います。